SNS広告の種類とは?それぞれの強みや失敗例を解説

テレビやインターネットを見ていると、Instagram上に載せる、いわゆる「インスタ映え」するレストランやカフェが人気なことに気付きます。店舗側もインスタ映えに特化した店作りをするケースが急増しています。倒産寸前の旅館がTwitterで窮状を訴えたらツイートがバズって倒産を免れたといった類のニュースもよく目にするようになりました。これらはどれもSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を利用した事例です。

パソコンは使えないけれどスマートフォンやタブレットならOKと言う若者が増えていることもあり、マーケティングは検索エンジンやホームページ上に広告を掲載するといったこれまでの流れから、SNSで配信する方向へシフトしつつあります。時代の流れに乗るためにもSNS広告とは何かについて理解し、SNSを活用したマーケティング戦略を立てるのが必須の流れになっています。

SNS広告の目的と役割とは?

SNS広告とは商品やサービスの宣伝をSNS上で配信する広告のことです。テレビやラジオで流す音声や映像の広告と基本的には同じで、映像や文章をSNSで配信し、それをクリックすることで、顧客をWebサイトへ誘導します。見込み客が画像や動画、URLをクリックすると該当するWebサイトへ移動し、商品やサービスが閲覧できます。ユーザーのクリック数や閲覧数に応じて広告料も変動する仕組みになっています。

SNS広告を配信する目的は、広告主が自社のサービスや商品を幅広い人に認知してもらったり、興味関心を抱いてもらったりして、商品やサービスの販売へつなげることです。SNS上でユーザーが広告をクリックすると、その興味関心が他のフォロワーなどにも表示され、宣伝効果を上げられるようになっています。テレビやラジオ、紙媒体のメディア離れが進み、SNSを多用する人に対するマーケティングを行う上で重要な役割を担っています。

SNS広告はどうやって集客するの?仕組みを詳しく解説

SNS広告はどうやって集客するのでしょうか。広告配信を考える際には、その仕組みを前もって理解するのが大切です。主な流れと仕組みは次のようになっています。

  • (1)宣伝したい商品と販売対象に合う広告を選びます。SNS広告の中からターゲットにあったものを探します
  • (2)広告の対象にするユーザー層を選択します。具体的には年齢別、性別、興味関心など具体的なターゲットを設定します
  • (3)広告の配信が始まると、広告配信の対象になるユーザーに広告が表示されるようになります。SNSアプリなどを開くと、「広告」などの形で画像や動画などが表示されます
  • (4)配信された広告を見て、興味関心があるユーザーが画像や動画をクリックしてWebサイトへ飛ぶと、具体的な内容を閲覧できます。もしくは内容をユーザーのフォロワーや友達にシェアすることもできます
  • (5)ユーザーが上記のWebサイトから商品やサービスの詳細を記載したWebページにアクセスすることで、商品やサービスの特色をチェックし、興味関心をかき立てられます
  • (6)商品やサービスが自分にとって必要だと感じると、ユーザーは購入や加入などのアクションに至ります

SNS広告とリスティング広告やSNS投稿との違いとは?

SNS広告とリスティング広告の違いは、簡単に言うと検索して表示されるか否かということです。具体的には、インターネットで情報を探す場合、検索エンジンを利用して情報を探します。その際、検索内容に関連した広告が画面上に表示されますが、これがリスティング広告です。

それに対してSNS広告とは検索せずにSNSにアクセスすることで、自動的に表示される広告のことです。リスティング広告はユーザーの興味関心に合わせて広告を表示しますが、SNS広告は興味関心に合わせた表示にはなりません。とはいえある程度のユーザー層にはしぼれるようになっており、年齢や性別など一定の条件を満たしたユーザーに向けて広告を配信する仕組みになっています。SNS広告はユーザーが見てこれは共感できると感じた場合、リツイートやいいねボタンを押せるようになっており、フォロワーにもそれが表示されます。

続いてSNS投稿とSNS広告の違いですが、SNS投稿はユーザーのフォロワーに向けて発信される情報です。例えばその日のでき事や画像を投稿して、それに共感するフォロワーがいいねを押したり、リツイートしたりして情報を拡散していきます。

それに対してSNS広告は、フォロワーというよりはSNSを利用する全ての人を対象に広告を配信することから、フォロワーに依存せず興味関心がある人を商品やサービスへ誘導できるようになっています。

SNS広告の特徴

SNS広告はリスティング広告とは異なる層へのアプローチが可能になるため、より高い費用対効果が見込める可能性があります。SNSの利用者が急増する中、SNSを活用したマーケティング戦略を立てるため、SNS広告の特徴を掴んでおくとよいでしょう。

正確なターゲティングが可能!

SNS広告がマーケティングに向いている理由として、ターゲットを絞り込んで広告配信ができる点があります。広告を配信する場合、商品やサービスに興味関心を示す年齢層、顧客層を指定するのは難しいとされています。SNSは利用登録をする時点で、ユーザーの年齢、性別、居住地域などを指定する必要があるものが多いため、例えば地域限定で広告を配信するといったことも可能です。 他にも年齢層を絞ったマーケティングができるため、例えば20代、30代、40代と年齢をある程度区切って広告配信が可能です。SNS上で話題になった商品がどの年齢層にヒットしたのかを分析し、関連商品を販売する際に年齢層を絞り込み、正確にターゲティングをすることで、売上向上につながる可能性が高まります。

タイムラインに自然に馴染む

SNSの特徴の一つがタイムラインです。タイムラインにはユーザーのフォロワーがアップした投稿が順を追って表示される仕組みになっていますが、タイムライン上に広告を配信することで、あたかも彼らが気に入っているかのような印象を与えることができます。自然にタイムラインに広告が出てくるのも、広告でうんざりするといったネガティブな印象を与えずに済みます。

このようなタイムラインに広告を表示させる方法を、インフィード広告と呼びます。インフィード広告はタイムラインだけでなく、各コンテンツの間に広告を配置できます。またインフィード広告は、リスティング広告のように文字や画像だけでなく、動画を配信することも可能です。より視覚に訴える広告配信ができるため、マーケティング効果が高い配信方法と言えるでしょう。

具体的に分けると、インフィード広告の中でも動画を配信する広告を、インリード広告と呼びます。コンテンツをスクロールさせる際に広告を表示させるという方法もあります。このような配信方法をインスクロール広告と呼びます。メリットとしてSNSでタイムラインをスクロールさせている時に、動画が再生されるので、SNSユーザーを広告へ引き寄せるのに最適な方法の一つです。

費用対効果を上げやすい

リスティング広告の場合、クリックされても成果につながらないということがネックになってきました。広告料をどんどん消費してしまうため、広告費用がかさんでしまうというデメリットがあります。これに対してSNS広告はユーザー層をあらかじめ絞り込んで配信できるため、ターゲットとなるユーザーを取り込みやすくなり、費用対効果がアップします。

SNS広告の場合、表示される回数や、広告が他のフォロワーにシェアされるごとに広告費が発生します。つまり広告費用をターゲットとなるユーザーにかけることができるため、結果的に費用を抑えられるようになります。少ない広告費でより高い効果を上げたいのであれば、SNS広告の方が有利です。

拡散されやすいので潜在顧客にもリーチがされる

広告を配信する場合、ターゲットになるのはすでに商品に興味関心を示しているユーザー層だけではありません。今後顧客になる見込みのある人(潜在顧客)に対しても広告を配信することで、新たな顧客層を開拓できるようになります。

まだこの商品やサービスを知らない、という人が新たな商品やサービスの存在を知ることで、それに対して何らかの興味を示す場合があります。それだけでなく、その情報をもしかしたら、関心がある友達にシェアしてあげたくなる人もいます。シェアされた友達は広告を見て、さらに別の友達にシェアして行きます。このようにSNS広告は爆発的な拡散力が見込めるため、顧客となる見込みがある人を巻き込めるのです。

SNS広告の種類

SNS広告はSNSサービスごとに配信できる内容や種類が変わります。SNSの中でも特に人気のプラットフォームを知っておくことで、今後のマーケティング戦略の構築に役立てることができるでしょう。

Facebook

Facebook広告は、SNS広告の中でも配信するターゲットを絞り込むのに最適なものの一つです。その理由としてFacebookは基本的に氏名の登録が必要だからです。Facebookは企業や個人が自社のサービスや趣味などをフォロワーとシェアすることで、より多くの人に認知してもらうのに最適なSNSです。この特長を利用して、Facebook広告を配信するわけですが、SNS広告の先駆けとも言えるほど、SNS広告とFacebookの関係は切っても切り離せないものになっています。

Facebookに登録しているユーザーの中には、自己アピールとして仕事のスキル、経歴、学歴などを公開もしくは登録している人が少なくありません。この属性を利用して、広告配信を組めるため、ターゲットを絞り込んで、ユーザーに訴える広告が出せるという魅力があります。その一つが特定の地位に絞り込んで広告が配信できるという機能です。例えば地元企業であれば、その地元のユーザーに対して広告を配信することで、サービスなどの商材をより的確にアピールできます。

経歴や学歴などに特化した広告配信も可能です。例えば特定の大学を指定して、大学生向けの就職情報サービスを配信するといった活用方法もあります。サービスだけでなく商品も同様にターゲットを絞り込めるため、コアな顧客層へアピールすることも可能です。 Facebook広告はFacebookのタイムライン上に配信する方法、検索機能を使用し、結果画面に合わせ特定のユーザーに広告を配信する方法などがあります。スマートフォンなどのモバイル端末アプリ向けの広告配信に加えて、パソコンユーザー向けの広告配信も可能です。Facebookの特性を考えると、ビジネスユーザーに対する広告配信に向いていると言えるでしょう。

Instagram

Instagramは10代、20代を中心とした若者世代に深く浸透しているSNSです。Instagram広告は、Instagramという画像共有SNSの特徴を活かし、視覚に訴える広告配信ができるというメリットがあります。広告は静止画だけでなく動画による配信も可能です。

中でもマーケティングに活かせるのがストーリーズへの動画広告配信です。ストーリーズは短編動画を共有できるため、短い尺の動画広告を配信することで、ユーザーの興味関心を引き出せます。Instagramは見た目にこだわるため、広告も広告らしくない動画や画像が多いのが特徴です。どういうことかというと、若者にとって広告は「ウザい」存在となる可能性が高いため、PR表記などを除いた広告要素を排除した広告配信が中心になっています。

動画を見て、それが広告だとは気づかなかった、というユーザーもいるので、自然に商品やサービスを多くの人に見せることで、第一印象を形作り、そういえばこれInstagramで見たことがある、といった反応を引き出せるのもInstagram広告の強みです。

Instagram広告はフィード上に配信したり、発見のコンテンツ上に配信するといった方法も選べます。ターゲットとして、やはり女性が中心になるため、女性向けの商材をアピールするのに向いているSNS広告です。

LINE

LINEは通話やチャットに加えて、今の状況を友達に知らせるVOOM(旧ライムライン)機能など、SNSの進化系とも言えるかもしれません。LINEは幅広い年齢層が支持するSNSアプリです。高齢者も孫や子と連絡を取り合うためにLINEを積極的に利用しています。他のSNSはよく知らないけど、LINEは使いやすいから気に入っている、そう答えるシニアや高齢者は少なくありません。

LINEを利用したSNS広告は友だちとのトークをする画面の上部に広告を表示させるタイプ、VOOM上に表示させるタイプに加えて、LINEニュースで表示可能なものも用意されています。他にもLINEにはさまざまなコンテンツがあり、それぞれのコンテンツ上に広告配信ができるため、まずはどのサービスを利用して広告配信を実施するかを検討する必要があります。

LINE広告はSNSを利用しない年齢層にも広告配信ができるため、SNSでターゲットから漏れてしまった年齢層へアピールするのに活用できます。健康食品関連の商材に加えて、補聴器やメガネなど、高齢者層へのマーケティング戦略を立てる場合に、活用できるかもしれません。

TikTok

若者へのマーケティングを考えているのであれば、TikTokは欠かせないツールです。TikTokの特徴は短編動画を配信し、今の自分を伝えられることにあります。中でもダンスなどをアピールすることで、将来の芸能界デビューを狙う若者たちがこぞってTikTokを活用しています。

TikTokは若者へのマーケティングに欠かせないと言いましたが、利用する年齢層は24歳以下と10代を含んだ年齢層が中心です。この年齢層に訴える商材をアピールしたい場合、よりユーザーを惹きつける動画広告を配信することで、売上の向上が望めます。特に今の若者はテレビよりもSNSをチェックする時間の方が確実に増えていますので、TikTokは欠かせないツールと言えるでしょう。

TikTokでの広告配信では、起動画面に広告表示ができるため、これを利用して商材をアピールするマーケティング方法があります。最初にインパクトを与えることで、トレンドの移り変わりが激しい若者層の心を掴み、商品やサービスの購入につなげられるかもしれません。

他にもコンテンツの間に配信できるインフィード広告も選択できますので、広告を感じさせずに商材のアピールをすることも可能です。ネックは他のSNS広告よりも広告費が高くつくことかもしれません。ただ流行に敏感な10代、20代前半のユーザーを取り込みたいなら、欠かせないSNSプラットフォームです。

Twitter

Twitterは140文字のテキストと画像や動画で今を伝えることのできるSNSです。Twitterでの発言が世界を動かすほどの力を持つこともあり、影響力の強い媒体です。TwitterでSNS広告を配信することのメリットは、リツイートによる拡散力です。Twitterは気に入った投稿をリツイートすることで、多くのフォロワーに情報を共有できるようになっています。もしインフルエンサーと呼ばれる層にリツイートされると、数万リツイートあるいはそれ以上になることもあり、宣伝効果は抜群です。

Twitterを活用したSNS広告は、ターゲットを絞り込んで広告配信ができるという魅力があります。例えば特定の端末を利用しているユーザーに新開発のアプリを売り込みたいと思う場合、端末やOSを指定して広告配信ができます。ターゲティングが容易にできることから、よりコアなユーザー層へ宣伝をしたい場合にも、絶大な効果があります。

Twitterで扱っている広告はどのように表示されるのでしょうか。タイムラインと呼ばれるフォロワーやおすすめ投稿を閲覧できる場所に、あたかも個人のアカウントがツイートしているかのうように見せて広告配信ができる、プロモツイート広告があります。それ以外にも地域ごとのトレンドに合わせて広告配信を設定できる機能もあります。トレンドを利用した広告配信をするなら、最新の情報に敏感なユーザーを取り込める可能性が高くなります。その他にもTwitter側がおすすめするアカウントに並べる形で広告をさりげなく配信する方法もあります。

YouTube

YouTubeは映像配信に特化したサイトですが、SNSとしての役割も担っています。YouTubeにはチャット機能やコメント投稿機能があり、動画コンテンツに合わせて、興味関心をひく広告配信ができるようになっています。YouTubeの魅力は長編の動画も配信できるため、テレビを見ている感覚で、広告が流せるというメリットがあります。

利用年齢層は幅広く、高齢者もYouTubeを楽しむケースが増えていることから、ターゲットを絞り込んで映像による広告配信が可能です。広告は動画の始まる前、もしくは配信中に流せる動画広告、視聴中の動画にサムネイルの形で配信する固定の広告もあり、ニーズに合わせた広告配信ができるのが魅力です。

動画広告はテレビコマーシャル感覚で配信できるため、自然な流れで広告を配信し、ユーザーの興味関心をひけるというメリットもあります。特に動画コンテンツに連動する形で広告を配信できるため、自然な流れで広告に接することができるようになっています。

それ以外にもYouTubeを配信するユーチューバーが商品をPRするという方法もあり、人気ユーチューバーとのタイアップ企画で商品やサービスを紹介してもらい、その感想を動画で配信するといった活用方法もあります。

SNS広告を活用して成功した事例

SNS広告を活用することで、具体的な成功例を知っておくとSNS広告の可能性がよくわかります。

中小企業が自社製品をアピールし、特定の購買層にターゲットを絞ることで、売上アップに成功したという事例があります。ある北陸の企業は漁師向けの商材を、SNS広告を活用して宣伝することにしました。特に注目したいのが、国内向けだけではなく海外の需要を調査した点です。国外のユーザーに特化した広告をFacebookで配信することで、新たなニーズを掘り起こすことに成功しています。

このようにSNS広告を活用して海外にむけて商材を宣伝することのメリットとして、国内ではある程度市場が飽和状態にある商材でも、海外であればまだまだ需要が見込める商材が少なくないという状況が挙げられます。海外ではまだ知られていない商材であれば、ユーザーにとってインパクトが強くなり、それがSNS上で拡散されることで、より多くの顧客を獲得できる可能性があります。

SNS広告を活用する際の注意点と失敗例

SNS広告を活用する場合、企業の目線でマーケティング戦略を練らないようにすることが大切です。SNSは共感を誘い、そこから共有することで、情報を広げていくという効果があります。つまりユーザー目線で広告を配信しなければ、共感は得られず、広告の拡散は見込めなくなってしまいますし、中には炎上してかえって商品の価値を下げてしまう危険性があります。Twitterのトレンドや、Instagramの画像で人気のあるジャンルなど、ユーザーの興味関心をまずは把握し、それをマーケティングに生かすようにしてください。

ある企業は自社サービスを宣伝するため、Twitterで広告配信を行い、それに関連したツイートを発信することで、ユーザーに商材を売り込む計画を立てました。そもそもの構想はよかったのですが、商材の売り込みで使用したフレーズがネガティブな意図に捉えられてしまったため、広告に端を発したツイートが炎上し、サービスの停止に追い込まれてしまう事態にまで発展しました。SNSは可能性がある反面、炎上による自社へのダメージという怖さをはらんでいます。

SNS広告毎に適したターゲット選定が重要

SNS広告配信を成功させるためには、対象となるユーザーの絞り込み(ターゲティング)が必要です。どのようなユーザー層を広告配信の対象にするかを絞り込むことで、商品をより確実に宣伝し、成果へつなげられるようになります。

ペルソナの考え方

ペルソナはWebマーケティングにおいても、SNSマーケティングにおいても欠かすことのできないものとなっています。SNSマーケティングでは、ターゲットを絞り込み、特定のユーザー層の興味関心をリサーチして、いわば彼らの分身のような存在を作りあげ、その分身に商品の魅力や体験を伝えてもらうことが成功につながります。このように架空のユーザーのことをペルソナと言います。ペルソナを活用して商材の宣伝をすることをペルソナマーケティングと言います。

他のユーザーが共感できるようなペルソナを作り上げ、ペルソナに商材の良さや魅力を語らせるようにすると、ペルソナのフォロワーがその魅力を共有し、拡散していきます。このことからわかるのが、ペルソナマーケティングで必要なのが、特定のユーザー層の共感を得ることです。

どのようなユーザー体験をさせるか?

SNSではどのような情報が共有されるのでしょうか。それはこれまで体験したことがない新たな魅力を再発見したり、今まで気がつかなった活用方法を知ったりした時など、これは自分だけでなくきっと他の人にも役に立つに違いない、とユーザーが感じる情報です。SNS広告では共感を生むユーザー体験を発信することで、情報を多くのユーザーが共有できるように仕向ける必要があります。そのためにはSNS上でトレンドになっている情報を整理して、自社のマーケティングに何が活かせるかを把握しなければいけません。

具体的にはこの商品を使うとどのようなメリットがあるか、他にはないどのような魅力があるか、どれほど生活が便利になったり充実したりするか、どのようなユーザー層におすすめか、といったことを体験の形で発信すると良いでしょう。

まとめ

SNS広告というのはSNSを利用して広告を配信し、より多くのユーザーに情報を共有してもらうことで、広告の認知を高める媒体です。特にリスティング広告では掴めなかったいわゆる潜在的な可能性のあるユーザーの掘り起こしに効果があります。SNS広告はターゲットを絞り込み、利用するSNSプラットフォームを選定することで、より効果的に広告配信ができます。

ここで紹介した方法を実際に活用することでSNSマーケティングの効果を高められますが、人的リソースが限られていたり、時間がなかなか取れなかったりする場合には、広告配信をサポートしてくれるサービスを活用するという方法もおすすめです。

アドスタはすべてを任せる広告代理店とは異なり、企業側が準備や設定を行うことでコストを抑えられる、SNS広告のサポートサービスです。無料お試し期間も設定されているので、まずはトライアルで試してみて仕組をよく知ってから、本格的に活用を検討してみてはいかがでしょうか。SNS広告を出してみたいという方は、ぜひお気軽にお問合せください。