株式会社パスチャーでは、Instagram運用支援ツール「CCX social」に収集された、美容・コスメ、飲食、ファッション・アパレル、旅行、メディアの主要5業界における約1,000アカウントを分析し、企業のマーケティング担当者、Instagram運⽤担当者へ向けて、Instagram動向をまとめたレポート「Instagram最新動向レポート」を公開しています。
2022年2月度の調査結果をまとめましたので、ぜひ自社のアカウント運用の参考になれば幸いです。
成長率・エンゲージメント率上位5アカウント
2022/1/1〜2022/1/31までのフォロワー数の推移から成長率を、投稿のいいね数・コメント数からアカウントの平均エンゲージメント率を算出し、各業界ごとの上位5アカウントを示しています。
各業界の成長率上位アカウント、エンゲージメント率上位アカウントの傾向については下記にて解説します。
美容コスメ業界の今月の傾向は?
成長率上位アカウントの傾向
美容・コスメ業界の成長率1位にランクインしたのは、成長率120%越えを獲得した、ちふれグループのエイジングケアブランド「綾花【-AYAKA-】」の公式アカウント「@ayaka.cosmetics_official」。
2月入ってからは、バレンタインのプレゼントとして実施した、クイズ形式のプレゼントキャンペーンにも注目が集まっているようです。
2位にランクインしたのは、「dasique」の日本公式アカウント「@dasique_jp」。2022年の新作アイシャドウパレットの告知投稿や、発売に先立って行われたプレゼントキャンペーンの実施が成長率上位入りの要因と考えられます。
また3位の「アンプルール」のアカウント「@ampleur_official」では、俳優の赤楚衛二さんを起用したメインビジュアル公開を告知した投稿への反響が大きく、5位の「SNIDEL BEAUTY」の公式アカウント「@snidelbeauty」では、リールでのメイクアップ動画の投稿に力を入れている様子が見られました。
エンゲージメント率上位アカウントの傾向
今月の美容・コスメ業界のエンゲージメント率上位にランクインした、MISSHAの妹ブランド「A’pieu(アピュー)」の公式アカウント「@apieu_japan」や、ネイチャーリパブリックの公式アカウント「@naturerepublic_jp」、アンプルール公式の公式アカウント「@ampleur_official」などのアカウントでは、ブランドの世界観にあったモデルや俳優をメインビジュアルに起用することで、ファンからのエンゲージメントを多く獲得している傾向が見られました。
一方で、美容情報メディア「エイミー公式」のアカウント「@amy__cosmetics」のように、人気アイテムをキュレーション型で投稿するメディアのようなアカウントも上位入りしています。
フォロワー数規模別( 〜1万、1万〜5万・5万〜10万・10万〜)のエンゲージメント率、成長率、投稿数のデータ、フォロワー数上位ランキングは、下記PDFにてご確認ください。
▼【美容・コスメ業界編】Instagram最新動向調査レポート〜2022年2月度〜
https://community-lab.jp/download
飲食業界の今月の傾向は?
成長率上位アカウントの傾向
飲食業界では、前月・前々月と毎月ランクインしている養命酒製造のハーブのお酒公式アカウント「@herb.osake」や、ポッカサッポロフード&ビバレッジの公式アカウント「@pokkasapporo」が今月も再びランクイン。アレンジレシピのまとめ投稿を定期的に発信し続けることで、継続的なフォロワー獲得へと繋がっているようです。
2位の「銀座千疋屋」の公式アカウント「@ginzasembikiya1894」や、5位の日本発ショコラ専門店「ベルアメール」の公式アカウント「@belamer_official」では、バレンタイン限定のスイーツをきっかけにInstagramアカウントにも注目されており、Instagram内で情報収集を行うユーザー行動が伺える結果になりました。
エンゲージメント率上位アカウントの傾向
飲食業界では、毎月ランクインしている京菓子司 末富の公式アカウント「@suetomi.kyoto」や鶴屋吉信のアカウント「@tsuruya.yoshinobu_wagashi」、ユニークなパンが人気のカフェ「coffee and toast」のアカウント「@coffeetoast2」が今月も上位にランクイン。またフォロワー数規模別の上位アカウントを見ても、前月に引き続き、店舗を構える飲食店のランクインが目立ちました。
そんな中、銀河高原ビールの公式アカウント「@gingakogenbeer_official」が3位に。おしゃれなパッケージデザインを活かした商品紹介の投稿に加え、ユーザーが試してみたくなるような、おすすめのペアリングを紹介する投稿を行うことで高いエンゲージメント獲得へと繋がっていた印象です。
フォロワー数規模別( 〜1万、1万〜5万・5万〜10万・10万〜)のエンゲージメント率、成長率、投稿数のデータ、フォロワー数上位ランキングは、下記PDFにてご確認ください。
▼【飲食業界編】Instagram最新動向調査レポート〜2022年2月度〜
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ファッション・アパレル業界の今月の傾向は?
成長率上位アカウントの傾向
ファッション・アパレル業界の成長率1位にランクインしたのは、株式会社パルのブランド「Loungedress」の公式アカウント「@loungedress」。年始に行っていた連日ライブ配信を行う「インスタライブリレー」の企画が、フォロワーとのコミュニケーションに繋がっていたのではないでしょうか。
また2位には「Avail」の公式アカウント「@gravail」がランクイン。雑誌風にまとめたフィート投稿に加え、「サンリオキャラクター×寅着ぐるみ」のプレゼントキャンペーンへ関心が集まり、アカウントの成長が加速されていたようです。
エンゲージメント率上位アカウントの傾向
今月のファッション・アパレル業界のエンゲージメント上位には、女の子なら誰もが夢見る「お人形さんみたいになりたい」という願いを叶えるブランド「Amavel」のアカウント「@amavel_official」や、「永遠のお姫さま」をコンセプトに乙女心を虜にするブランド「DearMyLove」のアカウント「@dearmylove_official」など、一貫した世界観がある個性的なブランドアカウントが高いエンゲージメントを獲得する傾向に。
一方で、2位にランクインしたD2Cブランド「Cham.」のアカウント「@cham.official_」のように、複数商品を持つアパレルブランドの場合には、自社商品で組んだコーデをテーマ別にまとめ、文字入れ画像で投稿するメディアのようなアカウントにも注目されています。
フォロワー数規模別( 〜1万、1万〜5万・5万〜10万・10万〜)のエンゲージメント率、成長率、投稿数のデータ、フォロワー数上位ランキングは、下記PDFにてご確認ください。
▼【ファッション・アパレル業界】Instagram最新動向調査レポート〜2022年2月度〜
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旅行業界の今月の傾向は?
成長率上位アカウントの傾向
今月の旅行業界の成長率上位4アカウントの「@tabiness」「@futaritrip_travel」「@japan_luxuryhotels」「@cosupa_tabi」を見ると、都道府県や目的を切り口におすすめのスポットを投稿しているメディアのようなアカウントが上位入りする傾向が見受けられました。
以前までは綺麗な風景写真を投稿するアカウントがランクインすることも多かったですが、最近では文字入りのクリエイティブや複数枚投稿、リール投稿など、旅行先でのイメージがより湧きやすく、旅行をする際の参考になるような投稿への関心が高まっているようです。
先月同様に、フォロワー数〜1万、1万〜5万、5万〜10万、10万〜のアカウント規模別で見ると、宿泊施設の公式アカウントも多く上位入りしています。
エンゲージメント率上位アカウントの傾向
飲食業界では、毎月ランクインしている京菓子司 末富の公式アカウント「@suetomi.kyoto」や鶴屋吉信のアカウント「@tsuruya.yoshinobu_wagashi」、ユニークなパンが人気のカフェ「coffee and toast」のアカウント「@coffeetoast2」が今月も上位にランクイン。
またフォロワー数規模別の上位アカウントを見ても、前月に引き続き、店舗を構える飲食店のランクインが目立ちました。
そんな中、銀河高原ビールの公式アカウント「@gingakogenbeer_official」が3位に。おしゃれなパッケージデザインを活かした商品紹介の投稿に加え、ユーザーが試してみたくなるような、おすすめのペアリングを紹介する投稿を行うことで高いエンゲージメント獲得へと繋がっていた印象です。
フォロワー数規模別( 〜1万、1万〜5万・5万〜10万・10万〜)のエンゲージメント率、成長率、投稿数のデータ、フォロワー数上位ランキングは、下記PDFにてご確認ください。
▼【旅行業界編】Instagram最新動向調査レポート〜2022年2月度〜
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メディア業界の今月の傾向は?
成長率上位アカウントの傾向
メディア業界の成長率上位アカウントには、前月、前々月と毎月ランクイン中の美容情報のまとめアカウント「@_beauty_kitchen_」や、ズボラでも続けられる簡単ダイエット情報をまとめた「@diet__zubora」がランクイン。個人で運用している美容系のメディアアカウントが目立ちました。
そんな中、株式会社クレディセゾンが運営する『Likeme♡by saison card』の公式アカウント「@likeme_jp」が2位に。オタ活やトレンド情報をアカウントのターゲットに合わせた切り口やクリエイティブで発信し、多くのユーザーからの支持を得ているようです。さらに定期的なプレゼントキャンペーンの実施により、成長を加速させている様子が見受けられます。
エンゲージメント率上位アカウントの傾向
メディア業界のエンゲージメント率上位アカウントでは、今月もトレンドお届けメディア「Trepo」が1位に。バレンタインのアイデアをまとめた投稿が特に人気を集めていました。
成長率上位にもランクインしていた「@likeme_jp」がエンゲージメント率でも2位に。ファッション通販サイト「SHEIN」や「Qoo10」で購入できるおすすめアイテムをまとめた投稿が特に高いエンゲージメントを獲得しているようでした。
フォロワー数規模別( 〜1万、1万〜5万・5万〜10万・10万〜)のエンゲージメント率、成長率、投稿数のデータ、フォロワー数上位ランキングは、下記PDFにてご確認ください。
▼【メディア業界編】 Instagram最新動向調査レポート〜2022年2月度〜
https://community-lab.jp/download
【調査概要】
・調査対象期間:2022/1/1〜2022/1/31
・主な分析項目:主要5業界における平均成長率・平均エンゲージメント率・投稿数、主要アカウント最新フォロワー数など
・調査対象アカウント数:Instagram運用支援ツール「CCX social」に収集された、美容・コスメ、飲食、ファッション・アパレル、旅行、メディアの主要5業界における約1,000アカウント*
*アカウントの選定は株式会社パスチャーが実施
同業界と比較し自社アカウントの立ち位置を把握
自社と同業界の動向と比較し、自社の運用が順調かどうかを比較しましょう。
自社アカウントのデータは、Instagramアプリ内のインサイトにて無料で確認が可能です。
しかし毎日決まった時間に手入力で数値を記録したり、データの閲覧期間に制限があったりと、正確なデータ取得が難しい、工数がかかるなどのデメリットもあります。
Instagram運用支援ツール「CCX social」では、自社アカウントのデータ管理・分析はもちろん、他社アカウントとの比較が可能です。
またデータ抽出機能や、レポート自動作成機能も備えているため、アカウント運用業務を効率化できます。
CCX socialで出来る分析・改善Tips
また、「CCX social」では、現在無料トライアルを実施中です。
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