インスタグラムを活用した集客が盛んな美容・コスメ業界。多くの企業がインスタグラムアカウントを運用し、ユーザーは商品やサービスに関する情報をインスタグラム上で見るのが当たり前となりました。
美容・コスメ業界は市場規模が年々伸びており、インスタ上での競争が激化していると言えます。
そんな美容・コスメ業界において、インスタグラムを活用し商品やサービスの認知拡大・売上拡大をするためのノウハウを、流行先取りメディア「Petrel(ぺトレル)」の運営とInstagram運用支援ツール「CCX social」の提供を行う株式会社パスチャーがまとめました。
Instagramについて
国内において、就寝前にインスタグラムをチェックする人が3人に1人。
インスタグラムのハッシュタグ検索で情報収集を行う人が 4人に1人 。
毎日インスタグラム上の検索機能を利用している人が全体の20%。
さらに検索結果から何かしらの行動を起こしている人が42%。
これらの数値からわかるように、インスタグラムは購買行動へ繋がるSNSとして広がりを見せています。
さらにFacebook社は、インスタグラムのECプラットフォームとしての側面を強化することを明言しており、認知から購買、情報共有までインスタグラム上で一貫して完結するようになります。
企業が自社の商品やサービスの認知拡大に、インスタグラムを活用しない手はないと言えます。
出典:Instagramによる発表(https://business.instagram.com/blog/instagrammers-in-japan?locale=ja_JP)
ユーザーの検索行動の変化「“ググる”→“タグる”→“タブる”」
以前まで、欲しい商品・行きたい場所・食べたいものを探すとき、インターネット検索をするのが主流でした。しかし、現在の消費者はインスタグラムが生活に浸透し、情報を検索する際はInstagram上でハッシュタグ検索を行うのが当たり前になってきています。
例えば新宿でカフェを探そうとするとき、下のようにインスタグラム上でハッシュタグ検索を行います。
そして「#新宿カフェ」で検索し、上位に出てきた投稿(人気投稿)から気になるものを選びタップします。投稿のキャプションなどから情報を得て、来店など実際の行動へと移ります。
また最近ではキーワード検索や地図検索機能を活用した検索行動も広がりつつあります。
「発見タブ」から検索したいワードを入力することで、人気投稿が並ぶ「トップ」、検索したワードに関連する「アカウント」、「音声」、「タグ」、「場所」それぞれの項目を、タブ切り替えで確認することができるようになりました。
このように、企業がインスタグラムでアカウントを運用する際は、ハッシュタグのみならず、発見タブや検索で見つけてもらうためのコンテンツ作りが重要になってきています。
キーワード検索や地図検索については下記記事にて解説しています。
Instagram「キーワード検索」のしくみを解説!企業アカウントが行うべき検索対策とは?
Instagramの新機能「地図検索」!活用方法や設定方法を徹底解説
美容・コスメ業界 Instagram最新動向
業界全体のフォロワー数平均成長率は102.33%と右肩上がりで、全体の約8割のアカウントが成長傾向にあります。このことから、企業側からのインスタグラム上での情報発信がより活発になってきているということが分かります。また、フォロワーが増えているということは、消費者側も美容・コスメに関する情報をインスタグラム上で収集しているということも分かります。
美容・コスメ業界のInstagramアカウントのデータは、下記記事からご確認ください。
【美容・コスメ業界編】Instagram最新動向調査レポート 〜2022年3月度〜
美容・コスメ業界におけるInstagram運用のポイント
ユーザーとのインタラクティブなコミュニケーションを行う
・既に業界全体としてインスタグラム活用が盛んな美容・コスメ業界では、企業側からの一方的な情報発信だけでなく、ユーザーとのインタラクティブなコミュニケーションが求められています。
・ユーザーとのコミュニケーションを行うためには、商品の画像を載せるだけでなく、実際に使用している様子などを投稿しましょう。
・また、通常のフィード投稿だけでなく、ストーリーズ機能なども利用し、ユーザーが楽しめるコンテンツを配信しましょう。
・UGCを活用し、ユーザーとアカウントを創りあげるということを意識して運用しましょう。
保存される投稿を目指す
・認知拡大した上で、商品の購入や来店など実際の行動に繋げるには、ユーザーに保存される投稿をすることを心がけましょう。
・ユーザーがどのような投稿を保存するのかは、日頃の分析によって分かります。
ユーザーとのコミュニケーション
ユーザーとコミュニケーションを取る際は、ストーリーズが最も適しています。ストーリーズを活用する際は、フィード投稿との役割の違いを認識することが重要です。
・ストーリーズの役割:親しみやすいコンテンツを配信する
・フィード投稿の役割:プロフィール画面に残るため、世界観を崩さぬよう統一感が出るようにし、ユーザーのためになるような投稿を行う
UGCを活用し熱狂的なファンを増やす
UGCを活用して、より親しみやすいクリエイティブにしましょう。ユーザーと一緒にアカウントを作り上げることで自分ごと化してもらい、よりファンになってもらいます。
保存される投稿を目指す
インスタグラムの保存機能(コレクション)とは、インスタグラム上での投稿を1クリックでブックマークできる機能です。ユーザーは基本的に「気になるもの」「後で見返したいもの」「買いたいもの」など、今後の行動の参考にするために保存しています。
保存数を高めることで、購買や来店などの実際の行動や、認知拡大に繋がる可能性が高いです。
保存数を増やすには、過去の投稿一欄を保存数の高い順でソートし、保存数が高い投稿の共通点を探します。
また、商品名・カラー・価格・購入方法などユーザー目線のキャプションを記載し、後で見返してもらうこともポイントの1つです。
化粧品メーカーのInstagram活用のコツは?美容・コスメ業界の王道パターンを解説!
投稿後は分析・改善が重要
企業がアカウント運用を行う際には、どのような投稿がよりユーザーからのエンゲージメントを獲得できていたのか、サイトへのセッション数に繋がっていたのか、購買への影響があったのか、などを数値で分析し、次の投稿へ活かすことが重要です。
分析・改善方法はこちらの記事でも解説しています。
https://community-lab.jp/so_tips-analysis-220220
InstagramアプリのインサイトやCCX socialのようなツールを活用して、データと合わせて効果測定を行いましょう。
アプリ内のインサイトでも各投稿の数値は確認できますが、Instagram運用支援ツール「CCX social」を活用することで、毎日の数値の記録や、グラフ化を自動で行うことができるので、誰でも簡単に分析・改善を行うことができます。
CCX socialの導入事例一覧
CCX socialでできる具体的な方法や機能についてを下記にてまとめているので、アカウント運用を成功させたい企業の担当者様はぜひ参考にしてみてください。
また、「CCX social」では、ダッシュボード画面のデモ公開や、無料トライアルを実施しています。
ぜひ自社アカウントの現状把握や分析・改善にお役立てください。
※デモを確認する際には、アカウントの連携や情報の入力は不要です。
役立つ無料のホワイトペーパーはこちら

Instagramアカウント現状把握チェックシート
Instagramアカウント運用の基本!自社のアカウントの現状を簡単に把握し、次のアクションを繋げることができます。

売上に繋がるInstagramアカウント運用チェックリスト
SNSを活用し自社の売上げ向上に繋げるため、Instagramアカウント運用手法をチェックリスト形式でご紹介します。

ハッシュタグ流入を増やす10のチェックリスト
Instagramアカウント運用で重要なハッシュタグを活用し、アカウントへの流入を増やすポイントをご紹介します。
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